死産になった日 1日目
「お腹の違和感があるから念の為検診しとこ」
って思って検診に行ったら「週数的に体外のエコーになります~」と言われ
お腹の毛をまばらに沿ってしまっててめちゃめちゃ恥ずかしいな… なんて思いながらお腹を出してエコーを受けてたら
言われた言葉は「今日って旦那さん来れますか?」
え、そんなにやばいのかな…って思いながらいつも通りの体内エコーも受けることに。
そしたら前回の検診までは元気に動いてた赤ちゃんとその心臓が止まってるのが見えた。
なんかわからんけど、嫌な予感がして涙を堪えながら診察室に戻ると先生から一言
「残念ながら亡くなってます」
その瞬間、涙が止まらなくて声を上げて泣いた。
信じられなくて「これはもう処置では回復することもないんですか?」って看護師さんに泣きながら聞いた。
その日は本来なら安定期になる直前の15週5日。
でも赤ちゃんの成長を示す文字は13週5日程度。
前回の検診が12週5日だから正確には分からないけど検診の1週間後から成長してない。
1回だけの確認では死亡と断定したらダメらしく
旦那と一緒にもう一度エコーの確認をする必要があるとのこと。
泣きながら旦那に電話して、赤ちゃんが亡くなったことを伝えると、仕事を早退してすぐに来てくれた。
とりあえず落ち着くまで別室で2人。
流産の理由はほぼ染色体異常だから自分を責めないでねって言われてたけど、落ち込んでる旦那を見て申し訳ない気持ちになった。
そして、本当はもう見たくないエコー。
しくしく泣いてたら旦那が頭を撫でてくれた。
「一応お腹の中に死体がいるわけだから、腐ってしまうと母体にも影響が出てしまって今後の妊娠にも関わるから今すぐ入院した方がいい」って言われて、当日の夜から入院。
本当は翌々日に友達の結婚式があってどうしても行きたかったけど、急に破水や出血する可能性があるからダメって言われて泣く泣く欠席。
次の検診まで待ってたら、何も気付かずに結婚式行けたのにな~なんてことも思ったけど、出血するまで気付かないことが多いって聞いたのにお腹が痛くなったのは、早く出した方がいいよって赤ちゃんが教えてくれたからなのかな~って思えた。
そして初日は子宮口を徐々に広げるためのラミセルという海藻で出来た水で膨らむ繊維を子宮口に挿入。
事前にネットで調べたらめちゃめちゃ痛いって書いてたからビビってたけど、普通の子宮がん検診とかと同じくらいで「私って痛みに強いのかも~!」とか思ってた。
病室も個室で「旅行みた~い!」とか言ってたけど
夜寝る時はどうしても考えちゃって1人でずっと泣いていた。